結婚指輪の製作風景

当店の結婚指輪(マリッジリング)は 全てオールハンドメイドです 。


当店では、一般的に多く用いられている製作方法の「キャスト法」ではなく、地金から創り出す製法にこだわり、ご注文頂いた作品は、全て手作りで製作しております


普段はなかなかお見せできない工房での結婚指輪の製作風景を、写真のデザインのリングができるまでを参考に御紹介します。


まずは素材の準備!

まずは結婚指輪の材料となる金属を溶かします。お二人分の材料を一度に溶かして、
「一つの塊から2つの結婚指輪を生みだしていきます。」

(お二人とも同じ材質を御希望の場合) 
お持ち込みの材料からお作りしていく事も可能です。

必要な量を溶かしていきます。 (写真は純プラチナとパラジウムを混ぜて、プラチナ900にしています。


溶かします!

写真はプラチナを溶かしているところです。

この溶かし方にもこつがあり、火の当て方や、温度調整など気遣いが必要です。


叩きます!

ここで、溶かした金属をハンマーで叩きながら、必要な形に成形していきます。

熱を加えて、叩き、また熱を加えて叩き、、、、と必要な形になるまで何度も火を入れながら少しずつ、伸ばしていきます


二つに分けます!

必要なところまで叩き伸ばしたら、2本分に分けます。


叩きます!

今度は、金属を木槌を使いながら慎重に丸めていきます。丁寧に少しずつ形を作っていきます。


整えます!

ある程度形が出来上がりました。 まだこの状態ではいびつです。 つなぎ目がまだ、ロー付け(溶接のような事)をしていませんので、ヤスリなどを使って接続部分がピッタリになるように調節していきます。


溶かします!

つなぎ目をプラチナで溶かしてつけていきます。少しでも調節を間違えると、ドロッと溶けてしまいますので、大胆、且つ、慎重に作業をします。 デザインによっては、レーザー溶接で行います。


カーブを合わせます!

ロー付けが終わったら、裏を削り、再度木槌で丸く叩きます。少しずつ必要な形に曲げていきます。 この状態では、まだ、2本がピッタリ合わさっていませんが、ヤスリで削りながら調整していきます。

お二人のサイズに合わせて作っていきますので、カーブもピッタリに作れます。


つくり込みます!

ヤスリで必要な形に、削っていきます。 だんだん、ヤスリの目を細かくして、形を作っていきます。


完成です!

あっという間に完成。。。。ではなく、上の写真からかなりの作業をしています。(笑) 最後は磨いて完成です!

ジュエリー舞の結婚指輪
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